未経験エンジニアのための基本情報技術者のポイントを3つに要約してみた
未経験エンジニアのための基本情報技術者のポイントを3つに要約してみました。
自分のアウトプットとして無理やり3つに絞ったので雑な部分はありますが、そこんとこはご勘弁ください:)
①ネットワークとは?
ネットワークってなに?とこどもに聞かれてあなたは説明できますか?
なんとなーく理解はしているつもり、だけど他人にきちんと説明はできそうにないみたいな方は多いのではないでしょうか?
僕もその一人でした。
結論から言うと、ネットワークとは
複数のコンピューターを接続する方法です。
複雑な情報処理をする機械であるコンピューターは
そもそも情報がないその役割を果たせません。
そこでその情報をやり取りする相手先、またやり取りするための方法が必要ですよね。
それが、「複数のコンピューター」であり、「ネットワーク」なのです。
ちなみに情報を提供する側は「サーバー(server = 提供するモノ)」と言われ、これもまた複雑な情報処理をする機械なのでコンピューターです。
ネットワークはなんとなく、とんでもなくデカイ1つのものとしてイメージしてしまいがちですが
実際は「家」「会社」などの一つの小さな集まりごとに一つずつ存在しています。
このネットワークのことをLAN(Local Area Network)と言います。
また、インターネットとは
ネットワークとネットワーク(例えば自宅のLANとTwitter社のLAN) の間を繋いで、情報をやり取りできる様にする仕組みを指します。
②プロトコルとは?
プロトコルとは、
通信する上での約束事です。
・・・は??
ですよね。
わかりやすく説明していきます。
①のポイントでコンピュータ同士はインターネットを通じて情報をやり取りしていることを理解しました。
では一旦ここで情報のやりとりを「人間同士」で考えてみてください。
僕たちは日本に住んでいたら基本的に日本語を使ってコミュニケーション(情報のやり取り)を行います。
ただ、もしフランス語で日本人に話しかけたらその日本人は理解できるでしょうか?おそらく出来ません。
そのため、私たちは
「日本でコミュニケーション(情報のやりとり)をする時は日本語で話そうね」
と言う暗黙のお約束が決まってるのです。
これはコンピューター同士でも同じです。
そしてITではこの情報のやりとりのことを「通信」と呼びます。
例えば
「ファイル(データの種類)に関する通信を行う時はFTP(プロトコルの一種)と言う約束事にしたがって通信しようね」の様な感じです。
現在ではTCP/IPと言うプロトコルが、インターネットにおけるデファクトスタンダード(事実上の標準)になっています、
TCP:正しくデータが送られたことを保証する仕組み。
IP:各コンピュータやネットワーク機器に振り分けられたIPアドレスと言う番号によって管理している(住所の様なもの)
③暗号化技術とは?
通信経路には危険がいっぱいです。
例えば、Amazonで買い物をした時のクレジットカード情報が
見知らぬ人のネットワークを延々と渡り歩いて行く図を想像するとゾッとします。
ではどうすれば安全にデータの通信が行えるでしょうか?
結論から言うと
クレジットカード情報が入ったデータを覗かれてもいい内容に変えて、実際データを受け取ったコンピュータがその内容を元の形に戻す術を知っていたら解決できます。
そこで登場するのが暗号化技術です。
暗号化技術は「鍵」を使用し「暗号化」と「復号」を行うことで上記の流れを可能にします。
暗号化:データの中身を第三者にはわからない形へと変換してしまうこと。
復号:暗号化したデータを元の形に戻すこと
暗号化方式の一つに公開鍵暗号方式があります。
公開鍵暗号方式では、暗号化に使う鍵と、復号に使う鍵が一つのペアでそれぞれは別物になります。
まず、データの受信者側が公開鍵と秘密鍵のペアを用意します。
要は「自分にデータ送る時はこの公開鍵を使ってデータを暗号化してね」としています。
送信者側はその公開されている公開鍵を用いてデータの暗号化を行い、受信者にデータを送信します。
受信者側は秘密鍵を使用してデータを復号します。
暗号化は誰でもできちゃうけど、復号は秘密鍵を持っているコンピュータしかできない、と言うことです。
これにより公開鍵暗号方式は暗号を解くことが非常に困難でセキュリティが高いというメリットを産んでいます。